RIDE ROAD

Second wind

すっかりエモいおじさん

自社内のプロジェクト運営でうまくいかないことがあり、過去の経験からなにか伝わればと話したところ

「それはないわ〜〜〜」

的な反応を受けてしまったので、カッとなってQiitaにポエムを書きなぐったところバズってしまうという。。。

プロジェクト管理のエモいはなし

http://qiita.com/furu8ma/items/5d146c22a5739743aa55

なんかもう、申し訳ありません。本当にプロジェクト管理は引退しているんです。

書いた話は、如何にリスクを検知するかしか触れておらず、その後検知したリスクをどうやって処理するかはまったく触れておりません。 んで、実際のところそっちも大変なんですよね。

ただ、進捗の遅れだったり、顧客との認識の相違だったり、そういったトラブルは基本的には余剰のリソースがあれば対応できます。 なので、なんとかして余剰のリソースを確保しなければなりません。

プロジェクト内で重要なステークホルダーとの間に誰かが居る状況ではリソースのコントロールなんて覚束ないので、顧客との折衝を含め全部引き受けて初めて、トラブル対応のリソースを確保できます。

はっきり言ってこれがつらい。 全ての情報のハブになって、全メンバー、顧客をアゲアゲした結果、自分はヘトヘト。

人のマネジメントといえば、デールカーネギーの名著、「人を動かす」に尽きると思うんですが、あれ、絶対動かす人より、本の内容を実践できる人に動かされたいと思いませんか。 私は心底そう思います。

人を動かす 新装版

自分の本能的な感情の反射を全てねじ伏せて、相手を否定せず議論せず認めまくり結果的に動かす。 これは、、、、つらい。 なにがつらいって、自分の感情は誰が面倒みてくれるのかと。

まあそんなわけで、10年頑張りましたが、これ以上は無理、と主に精神面の限界を感じ管理側を降りました。 そもそも私、書いたコードが動くことにカタルシスを感じこの業界に入った、というのもあります。

でも好きな人は好きだと思います。 成功裏にプロジェクトを収束させ、全ての関係者に感謝され、それまで費やした自分のリソースを上回るえも言われぬ充足感を得ることができる人。 そんな人にぜひ頑張って頂きたい。 そしてぜひ私を動かしていただきたい。