RIDE ROAD

Second wind

トラブルと旅にでたくなる

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何度電源ボタンを押しても、PCはかたくなに同じメッセージを表示した。

この深く青い絶望感。

間違いなくWindows以前にはなかったものだ。

ずりおちるように、がたりと椅子に深く、深くもたれかかる。

パーティションテーブルの復旧は試した。 MBRの再構築もだ。 結果は、常に同じ青色の画面。

「そろそろ大通り公園のビアガーデンやってたかな・・・」

ブルースクリーンに顔を青く染め抜かれながら、気が付けば、意識は札幌に飛んでいた。

夏は、まだ始まったばかりだ。

<< 続く >>

そろそろ自転車レースに出てみようか

なぜ痩せないのか?

それは、痩せるためのモチベーションが足りないからだ。

というわけで双子が生まれてからとんとご無沙汰していたレースに出てみようと思います。

www.twinring.jp

ああ、懐かしき過去の栄光。7時間ソロで4位とか本当にあれは俺だったのか。

d.hatena.ne.jp

体をもてぎのアップダウンに耐えられるレースコンディションに戻すためには最低でも10kg落とさねばなりません。理想をいえば14kg。

地道なダイエットはどうしても途中でリタイアばかりで、リバウンド必至の過激ダイエットしかできない性格なので、ここはひとつリバウンド上等で子供にとーちゃんかっこいいところを見せてやろうかと!

究極のじてつうかばん

暑いですね。自転車乗ってますか?

私は乗ってません((^_^;)\(・_・) オイオイ

 

体重がもはや限界点を突破しています。痩せるには自転車しかありません。

乗ろう。明日から乗ろう。

 

さて、通勤のおともにずっとmontain smithのday

を愛用してきました。ランバーバックというらしいですが特大のヒップバックといったほうがわかりやすい気がします。じてつうは冬であっても、いやむしろ冬こそ汗をかいてはならないので、いかに排熱するかが鍵になります。

そこで肩紐つきのヒップバックが威力を発揮します。これなら大きな廃熱ポイントである背中をほぼ空けることができます。

 

ただしかし、ただひとつ弱点がありました。それが容量。15Lなんですよね。今までは弁当と着替えが入ればよかったので充分だったのですが、2016年にはいってから15インチのノートPCを持ち歩くようになり容量オーバーで泣く泣くリュック通勤をしていたのでした。

 

いくらくぐってもdayより容量が、おおきいヒップバックが見つからない日々。しかしある日天啓が、おとずれました。

ヒップバックが、ないならでかいカバンを無理やりヒップバックにすればいいんじゃないかと。

さっそくくぐってひっとしたのがこれ。

 

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やっぱあるもんですね。これでヒップバック化したのがこれ。

 

 

いろいろくぐりましたがカメラバックが一番ニーズを満たすようでした。

 

これはいい!

当方約180cmですがぎりぎりヒップバックにはなる肩紐の長さです。その上ものすごい大容量。

おそらく40Lにせまるんじゃないでしょうか。

いくらいれてもまだはいる。

調子に乗って最近はPCニダイモチ通勤していますが、容量より先にこしに限界がきております。汗

 

じてつうのカバンに悩まれている方はぜひご検討ください

 

 

小さいライバル

小学四年になった長女がこのところ熱中しているものがあります。 家に居る間、ほとんど全ての時間を妻の型落ちのMacbookAirにしがみついています。

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これがゲームだったりすれば、恐るべき妻のスキル

「ヤルコトハ・スベテ・オワッタノカー」 (効果:子供は真っ青になる)

が炸裂するところですが、やっているのはプログラミング。 Scratchというやつ。ビジュアルプログラミングですな。 私自身プログラマーですし、妻もなにやら最近C#と格闘しているようですし、おそらくまだ10年くらいはシンギュラリティはこなさそうですし、メシノタネになるかもしれないスキルということで、好きにさせているようです。

これがすごくて、ふつーに

を作っています。

マジカヨ!!!!!

私が小学四年の頃といえば、まだパソコンも無くひたすら友達の家に入り浸ってマリオで殺し合いをしていました。 翌年ついにMSXなるパソコンを手に入れ、やがて今へと至る、長く曲がりくねったプログラミングの道を歩き始めるのですが、それにしたって中学生くらいまではBASICマガジンの写経が精一杯で、オリジナルゲームなんてまったく無理でした。

この10代にも至らぬうちから、プログラミングに慣れ親しんだ奴らが、やってくる。 そうあと10年もしないうちにやってくる。

職業プログラマーの父、冷や汗タラリ。

すっかりエモいおじさん

自社内のプロジェクト運営でうまくいかないことがあり、過去の経験からなにか伝わればと話したところ

「それはないわ〜〜〜」

的な反応を受けてしまったので、カッとなってQiitaにポエムを書きなぐったところバズってしまうという。。。

プロジェクト管理のエモいはなし

http://qiita.com/furu8ma/items/5d146c22a5739743aa55

なんかもう、申し訳ありません。本当にプロジェクト管理は引退しているんです。

書いた話は、如何にリスクを検知するかしか触れておらず、その後検知したリスクをどうやって処理するかはまったく触れておりません。 んで、実際のところそっちも大変なんですよね。

ただ、進捗の遅れだったり、顧客との認識の相違だったり、そういったトラブルは基本的には余剰のリソースがあれば対応できます。 なので、なんとかして余剰のリソースを確保しなければなりません。

プロジェクト内で重要なステークホルダーとの間に誰かが居る状況ではリソースのコントロールなんて覚束ないので、顧客との折衝を含め全部引き受けて初めて、トラブル対応のリソースを確保できます。

はっきり言ってこれがつらい。 全ての情報のハブになって、全メンバー、顧客をアゲアゲした結果、自分はヘトヘト。

人のマネジメントといえば、デールカーネギーの名著、「人を動かす」に尽きると思うんですが、あれ、絶対動かす人より、本の内容を実践できる人に動かされたいと思いませんか。 私は心底そう思います。

人を動かす 新装版

自分の本能的な感情の反射を全てねじ伏せて、相手を否定せず議論せず認めまくり結果的に動かす。 これは、、、、つらい。 なにがつらいって、自分の感情は誰が面倒みてくれるのかと。

まあそんなわけで、10年頑張りましたが、これ以上は無理、と主に精神面の限界を感じ管理側を降りました。 そもそも私、書いたコードが動くことにカタルシスを感じこの業界に入った、というのもあります。

でも好きな人は好きだと思います。 成功裏にプロジェクトを収束させ、全ての関係者に感謝され、それまで費やした自分のリソースを上回るえも言われぬ充足感を得ることができる人。 そんな人にぜひ頑張って頂きたい。 そしてぜひ私を動かしていただきたい。

史上最強の哲学入門を読んだ

気がつけば梅雨です。自転車乗ってますか?私は乗ってません。

やばい、太る。。

雨は降るけど乗る気があれば案外乗れるのが6月。 でもまあ、ぼちぼち行こうと思います。

最近人生的にどっちに行こうか迷うことが多いので、こんな時は哲学だろう、ということで読んでみました。 どうですか、このバカバカしい表紙。念のためですが誉め言葉です。 ほんとこの人の本は読みやすい。

物理だろうが、数学だろうが、哲学だろうが、すーっと腹落ちするような書き方がされています。 日本の物理で天才といえば、かの有名なニュートンの編集長、竹内均先生ですが、説明が超絶わかりやすかったそうです。 誰にでも説明できるほど自分のものにしてこそ、理解したといえるという話もあり、そうするとこの著者は天才なんだろうなぁ、きっと。

私の場合、子供の頃から、一風変わった閉所恐怖症に苦しめられていました。 どう変わっているかというと、ちょっと閉じ込められたと考える範囲がおかしい。

空間的にいえば、限られた行動範囲、せいぜい地球の表面、超絶頑張っても月軌道程度までしか行けない恐怖。

時間的にいえば、何億年、ことによると何兆年も続く悠久の時の流れの中でたった100年そこそこしか活動できない恐怖。

要するに宇宙のとんでもない時間的空間的広がりに対して、自分という存在の及ぶ範囲があまりに極所的すぎることに、夜中に布団から飛び出して脂汗を流すほどの恐怖を感じていました。 いっそ自分という自意識が生まれなければよかったのに、生まれてしまったがゆえに、死んだ僕の上に無限の時が降り積もっていく。この時空という地層に閉じ込められてしまう…。

まあ、控えめにいっておかしいですね。

そんな私がこの本を通して、そんなおかしいことを昔から考えている人がたくさんいたんだ、そして私が考えられるようなことは天才たちがとっくに通過していった場所なんだということを知ることができました。 なんかものすごく救われました。ひょっとしたらプログラムなんて書いてないで、哲学をやっていたほうがよかったのかも。 いやでもそれで食うのは大変そうだしなぁ。

そして救われたといっても私の根幹にある恐怖心なんで今後も夜中に飛び起きる日々は死ぬまで続くんでしょうが。。

平易に書かれているということは、作者独自の大胆な解釈が多分に含まれている、そして書かれていないこともたくさんあるということではありますが、それでもこの本はオススメです。

とくに私と同じような特殊な閉所恐怖症の方にオススメします。

…いるのかな?

4月は734km走りました

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以前の自分には及ぶべくもありませんが、今の自分的にはかなり頑張った感ありです。 あしいて〜〜。

乘っていた頃もずっと足の芯に疲れというか、回復しきらないなにかがあったのですが、それとは違って完全に筋肉痛。 やっぱり乗ってないと退化しますね。

ただ心肺については、8割方戻ってきた印象。 運動誘発性喘息も薬さえ飲んでいれば完全に忘れられます。いい時代に生まれたものだ。

4月は花見効果でかなりドーピングされましたが、5月もまた自転車にベストフィットな季節です。 今月も600kmは超えるように走って行こう。