RIDE ROAD

Second wind

小さいライバル

小学四年になった長女がこのところ熱中しているものがあります。 家に居る間、ほとんど全ての時間を妻の型落ちのMacbookAirにしがみついています。

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これがゲームだったりすれば、恐るべき妻のスキル

「ヤルコトハ・スベテ・オワッタノカー」 (効果:子供は真っ青になる)

が炸裂するところですが、やっているのはプログラミング。 Scratchというやつ。ビジュアルプログラミングですな。 私自身プログラマーですし、妻もなにやら最近C#と格闘しているようですし、おそらくまだ10年くらいはシンギュラリティはこなさそうですし、メシノタネになるかもしれないスキルということで、好きにさせているようです。

これがすごくて、ふつーに

を作っています。

マジカヨ!!!!!

私が小学四年の頃といえば、まだパソコンも無くひたすら友達の家に入り浸ってマリオで殺し合いをしていました。 翌年ついにMSXなるパソコンを手に入れ、やがて今へと至る、長く曲がりくねったプログラミングの道を歩き始めるのですが、それにしたって中学生くらいまではBASICマガジンの写経が精一杯で、オリジナルゲームなんてまったく無理でした。

この10代にも至らぬうちから、プログラミングに慣れ親しんだ奴らが、やってくる。 そうあと10年もしないうちにやってくる。

職業プログラマーの父、冷や汗タラリ。

すっかりエモいおじさん

自社内のプロジェクト運営でうまくいかないことがあり、過去の経験からなにか伝わればと話したところ

「それはないわ〜〜〜」

的な反応を受けてしまったので、カッとなってQiitaにポエムを書きなぐったところバズってしまうという。。。

プロジェクト管理のエモいはなし

http://qiita.com/furu8ma/items/5d146c22a5739743aa55

なんかもう、申し訳ありません。本当にプロジェクト管理は引退しているんです。

書いた話は、如何にリスクを検知するかしか触れておらず、その後検知したリスクをどうやって処理するかはまったく触れておりません。 んで、実際のところそっちも大変なんですよね。

ただ、進捗の遅れだったり、顧客との認識の相違だったり、そういったトラブルは基本的には余剰のリソースがあれば対応できます。 なので、なんとかして余剰のリソースを確保しなければなりません。

プロジェクト内で重要なステークホルダーとの間に誰かが居る状況ではリソースのコントロールなんて覚束ないので、顧客との折衝を含め全部引き受けて初めて、トラブル対応のリソースを確保できます。

はっきり言ってこれがつらい。 全ての情報のハブになって、全メンバー、顧客をアゲアゲした結果、自分はヘトヘト。

人のマネジメントといえば、デールカーネギーの名著、「人を動かす」に尽きると思うんですが、あれ、絶対動かす人より、本の内容を実践できる人に動かされたいと思いませんか。 私は心底そう思います。

人を動かす 新装版

自分の本能的な感情の反射を全てねじ伏せて、相手を否定せず議論せず認めまくり結果的に動かす。 これは、、、、つらい。 なにがつらいって、自分の感情は誰が面倒みてくれるのかと。

まあそんなわけで、10年頑張りましたが、これ以上は無理、と主に精神面の限界を感じ管理側を降りました。 そもそも私、書いたコードが動くことにカタルシスを感じこの業界に入った、というのもあります。

でも好きな人は好きだと思います。 成功裏にプロジェクトを収束させ、全ての関係者に感謝され、それまで費やした自分のリソースを上回るえも言われぬ充足感を得ることができる人。 そんな人にぜひ頑張って頂きたい。 そしてぜひ私を動かしていただきたい。

史上最強の哲学入門を読んだ

気がつけば梅雨です。自転車乗ってますか?私は乗ってません。

やばい、太る。。

雨は降るけど乗る気があれば案外乗れるのが6月。 でもまあ、ぼちぼち行こうと思います。

最近人生的にどっちに行こうか迷うことが多いので、こんな時は哲学だろう、ということで読んでみました。 どうですか、このバカバカしい表紙。念のためですが誉め言葉です。 ほんとこの人の本は読みやすい。

物理だろうが、数学だろうが、哲学だろうが、すーっと腹落ちするような書き方がされています。 日本の物理で天才といえば、かの有名なニュートンの編集長、竹内均先生ですが、説明が超絶わかりやすかったそうです。 誰にでも説明できるほど自分のものにしてこそ、理解したといえるという話もあり、そうするとこの著者は天才なんだろうなぁ、きっと。

私の場合、子供の頃から、一風変わった閉所恐怖症に苦しめられていました。 どう変わっているかというと、ちょっと閉じ込められたと考える範囲がおかしい。

空間的にいえば、限られた行動範囲、せいぜい地球の表面、超絶頑張っても月軌道程度までしか行けない恐怖。

時間的にいえば、何億年、ことによると何兆年も続く悠久の時の流れの中でたった100年そこそこしか活動できない恐怖。

要するに宇宙のとんでもない時間的空間的広がりに対して、自分という存在の及ぶ範囲があまりに極所的すぎることに、夜中に布団から飛び出して脂汗を流すほどの恐怖を感じていました。 いっそ自分という自意識が生まれなければよかったのに、生まれてしまったがゆえに、死んだ僕の上に無限の時が降り積もっていく。この時空という地層に閉じ込められてしまう…。

まあ、控えめにいっておかしいですね。

そんな私がこの本を通して、そんなおかしいことを昔から考えている人がたくさんいたんだ、そして私が考えられるようなことは天才たちがとっくに通過していった場所なんだということを知ることができました。 なんかものすごく救われました。ひょっとしたらプログラムなんて書いてないで、哲学をやっていたほうがよかったのかも。 いやでもそれで食うのは大変そうだしなぁ。

そして救われたといっても私の根幹にある恐怖心なんで今後も夜中に飛び起きる日々は死ぬまで続くんでしょうが。。

平易に書かれているということは、作者独自の大胆な解釈が多分に含まれている、そして書かれていないこともたくさんあるということではありますが、それでもこの本はオススメです。

とくに私と同じような特殊な閉所恐怖症の方にオススメします。

…いるのかな?

4月は734km走りました

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以前の自分には及ぶべくもありませんが、今の自分的にはかなり頑張った感ありです。 あしいて〜〜。

乘っていた頃もずっと足の芯に疲れというか、回復しきらないなにかがあったのですが、それとは違って完全に筋肉痛。 やっぱり乗ってないと退化しますね。

ただ心肺については、8割方戻ってきた印象。 運動誘発性喘息も薬さえ飲んでいれば完全に忘れられます。いい時代に生まれたものだ。

4月は花見効果でかなりドーピングされましたが、5月もまた自転車にベストフィットな季節です。 今月も600kmは超えるように走って行こう。

効果が出ないダイエットがもっともつらい

2,3日はなにやっても頑張れるんです。例えば断食とか。 でも2,3日やっても効果が出ないからまたもとの食生活に戻っちゃう。というかむしろ食べ過ぎて太っちゃう。

そんな生活を約2年ほど続けてきました。 で体重は全俺未踏の88kgをマーク。さすがにこれはやばい。

f:id:furu8ma:20170425160206j:plain ちょっと九十九里までサイクリングも

やばいが今までの路線を続けても絶対痩せない、むしろ太るということで初めて糖質制限にチャレンジしてみることにしました。 ただ、自分ルールとして糖質は制限するが糖質以外、野菜や肉でむしろ腹いっぱいになること。 でないと、食欲を抑えられないので。

これならあまりつらくないので約2週間ほど続いていますが、3kg落ちました。 この調子で痩せよう。

ちなみに私のレースコンディションな体重は72kg。先は長い…..。

2017年上期がはじまりました。

気がつけばこの業界にウン十年。それでもやはりこの時期は身が引き締まりますね。 今年も桜と菜の花が同時に鑑賞できてよい感じです。 あとなんどお花見通勤できるかな。

そんなわけで今年度の目標です。

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自転車で毎月最低600km走る

でた。 とても毎月最低1000kmを6年も続けてきたというのに、この志の低い目標。 レースに出ようというならやはり1000kmが最低ラインだと思います。 距離は身体をつくる。まちがいない。

でもまあしょうがないっす。 週に2回近場でリモートワークさせて頂いていることもあり、週最大でも200km、アベで150km以上はとても言えない感じです。 やはり双子の影響は大きいのだなぁ。 ともかく乗る習慣を取り戻さないと、体重の右肩上がりが止まらないのでまずこのへんからぼちぼちいきます。

Ruby on Railsを習得する

1年にひとつは新しいモノを仕事に使えるレベルで身につけることを信条としております。 で、今年はRuby。 個人的には環境としてGCPを使いこなしたいと思っているので、GOか?とも考えるのですが、さくっとサイトを作りたい時にRailsを使えると使えないとではかなり違うのでは、、という気がするのでこの辺で本腰を入れます。 なんとなくWEB系エンジニアの共通言語になっている気もするし。

週に2度はブログを更新する

継続は力なり、です。 過去頑張って自転車ブログを更新していた時は、文章を書く筋力があったなぁ、そしてすっかり無くなってしまったなぁ、ということで文章力の筋トレです。ちゃんと1ヶ月続けられたら過去のブログからコンテンツを引っ越してこよう。

I went to Seattle

正確にはRedmondにあるMS本社に行ってきました。

弊社のスーパーAzureエンジニアであるところのH氏のおまけとして、ついに人生初、USAを訪問することができました。

齢四十過ぎにして初のアメリカ。もうH氏にはいくら感謝してもしきれません。そして快く送り出してくれたマイワイフにも深い感謝を。

MSでの経験についてはいずれ会社のブログに書くことになるので、こちらにはその他旅の雑感を書き残しておこうと思います。

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時差ってすごい

出発したのが日曜の午後なのに、ついたのが日曜の午前。これはいったいどういうことなのか。キラークイーンの攻撃を受けたのか。 噂に聞くところの時差を初体験した瞬間でした。

今回は日曜に出て水曜には日本に帰ってくる2泊4日のつもりだったのですが、実は日曜に出て木曜に帰ってくるという、3泊5日だったのです。そのくらい最初からわかっとけよという感じですが、まるでわかっていない。ドメスティックな人間の限界をつきつけられた出来事でした。

ちなみに10時間くらい飛行機に乗っていたのですが、あれ、めっちゃ腰にきますね。

トイレ行きたくないのに無闇に席たっちゃたりして。エコノミーつらい。

みんな静かに座っていたので私だけ極端に耐性不足している疑惑も。

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クレカ天国

元々そういう噂を聞いていたんで1ドルも持たずに行ったんですが、ほぼ正解でした。

バーガーキングもampmも地元のスーパーすら全部クレカ決済OK。

正直日本もSUICAなんて使わず、クレカにしたらいいんじゃね、クレカなら世界中で使えるし、と感じました。

唯一の例外がチップ。こればかりは現物じゃないと、、。

シアトルはいつも雨

3日いて晴れたのは1日。それだけ見れば、まあそーゆーところかな?という感じなのですが、現地の人に言わせれば、超貴重な晴れ間だったようです。

基本的に曇か雨。私の西海岸のイメージは年中おだやかなサンフランシスコなので、ちょっとした衝撃を受けました。ただ気温はそこまで低くはなかったのが救い。 念のために持って行ったヒートテックステテコの出番はありませんでした。

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MS本社はキャンパスというより街

広い広いとは聞いていましたが、どんだけひろいねん。と東北出身の私がエセ関西弁を使わざるをえないくらいの広さ。

せいぜい北大程度を想像していましたが、まったく当てはまりません。MSの中、びゅんびゅん車走っているし、シャトルバスもまわっているし。

H氏は、つくばの街全体に例えられており、私もそれが適切かと思いました。

恐るべしMS。

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