史上最強の哲学入門を読んだ
気がつけば梅雨です。自転車乗ってますか?私は乗ってません。
やばい、太る。。
雨は降るけど乗る気があれば案外乗れるのが6月。 でもまあ、ぼちぼち行こうと思います。
最近人生的にどっちに行こうか迷うことが多いので、こんな時は哲学だろう、ということで読んでみました。 どうですか、このバカバカしい表紙。念のためですが誉め言葉です。 ほんとこの人の本は読みやすい。
物理だろうが、数学だろうが、哲学だろうが、すーっと腹落ちするような書き方がされています。 日本の物理で天才といえば、かの有名なニュートンの編集長、竹内均先生ですが、説明が超絶わかりやすかったそうです。 誰にでも説明できるほど自分のものにしてこそ、理解したといえるという話もあり、そうするとこの著者は天才なんだろうなぁ、きっと。
私の場合、子供の頃から、一風変わった閉所恐怖症に苦しめられていました。 どう変わっているかというと、ちょっと閉じ込められたと考える範囲がおかしい。
空間的にいえば、限られた行動範囲、せいぜい地球の表面、超絶頑張っても月軌道程度までしか行けない恐怖。
時間的にいえば、何億年、ことによると何兆年も続く悠久の時の流れの中でたった100年そこそこしか活動できない恐怖。
要するに宇宙のとんでもない時間的空間的広がりに対して、自分という存在の及ぶ範囲があまりに極所的すぎることに、夜中に布団から飛び出して脂汗を流すほどの恐怖を感じていました。 いっそ自分という自意識が生まれなければよかったのに、生まれてしまったがゆえに、死んだ僕の上に無限の時が降り積もっていく。この時空という地層に閉じ込められてしまう…。
まあ、控えめにいっておかしいですね。
そんな私がこの本を通して、そんなおかしいことを昔から考えている人がたくさんいたんだ、そして私が考えられるようなことは天才たちがとっくに通過していった場所なんだということを知ることができました。 なんかものすごく救われました。ひょっとしたらプログラムなんて書いてないで、哲学をやっていたほうがよかったのかも。 いやでもそれで食うのは大変そうだしなぁ。
そして救われたといっても私の根幹にある恐怖心なんで今後も夜中に飛び起きる日々は死ぬまで続くんでしょうが。。
平易に書かれているということは、作者独自の大胆な解釈が多分に含まれている、そして書かれていないこともたくさんあるということではありますが、それでもこの本はオススメです。
とくに私と同じような特殊な閉所恐怖症の方にオススメします。
…いるのかな?
4月は734km走りました
以前の自分には及ぶべくもありませんが、今の自分的にはかなり頑張った感ありです。 あしいて〜〜。
乘っていた頃もずっと足の芯に疲れというか、回復しきらないなにかがあったのですが、それとは違って完全に筋肉痛。 やっぱり乗ってないと退化しますね。
ただ心肺については、8割方戻ってきた印象。 運動誘発性喘息も薬さえ飲んでいれば完全に忘れられます。いい時代に生まれたものだ。
4月は花見効果でかなりドーピングされましたが、5月もまた自転車にベストフィットな季節です。 今月も600kmは超えるように走って行こう。
効果が出ないダイエットがもっともつらい
2,3日はなにやっても頑張れるんです。例えば断食とか。 でも2,3日やっても効果が出ないからまたもとの食生活に戻っちゃう。というかむしろ食べ過ぎて太っちゃう。
そんな生活を約2年ほど続けてきました。 で体重は全俺未踏の88kgをマーク。さすがにこれはやばい。
ちょっと九十九里までサイクリングも
やばいが今までの路線を続けても絶対痩せない、むしろ太るということで初めて糖質制限にチャレンジしてみることにしました。 ただ、自分ルールとして糖質は制限するが糖質以外、野菜や肉でむしろ腹いっぱいになること。 でないと、食欲を抑えられないので。
これならあまりつらくないので約2週間ほど続いていますが、3kg落ちました。 この調子で痩せよう。
ちなみに私のレースコンディションな体重は72kg。先は長い…..。
2017年上期がはじまりました。
気がつけばこの業界にウン十年。それでもやはりこの時期は身が引き締まりますね。 今年も桜と菜の花が同時に鑑賞できてよい感じです。 あとなんどお花見通勤できるかな。
そんなわけで今年度の目標です。
自転車で毎月最低600km走る
でた。 とても毎月最低1000kmを6年も続けてきたというのに、この志の低い目標。 レースに出ようというならやはり1000kmが最低ラインだと思います。 距離は身体をつくる。まちがいない。
でもまあしょうがないっす。 週に2回近場でリモートワークさせて頂いていることもあり、週最大でも200km、アベで150km以上はとても言えない感じです。 やはり双子の影響は大きいのだなぁ。 ともかく乗る習慣を取り戻さないと、体重の右肩上がりが止まらないのでまずこのへんからぼちぼちいきます。
Ruby on Railsを習得する
1年にひとつは新しいモノを仕事に使えるレベルで身につけることを信条としております。 で、今年はRuby。 個人的には環境としてGCPを使いこなしたいと思っているので、GOか?とも考えるのですが、さくっとサイトを作りたい時にRailsを使えると使えないとではかなり違うのでは、、という気がするのでこの辺で本腰を入れます。 なんとなくWEB系エンジニアの共通言語になっている気もするし。
週に2度はブログを更新する
継続は力なり、です。 過去頑張って自転車ブログを更新していた時は、文章を書く筋力があったなぁ、そしてすっかり無くなってしまったなぁ、ということで文章力の筋トレです。ちゃんと1ヶ月続けられたら過去のブログからコンテンツを引っ越してこよう。
I went to Seattle
正確にはRedmondにあるMS本社に行ってきました。
弊社のスーパーAzureエンジニアであるところのH氏のおまけとして、ついに人生初、USAを訪問することができました。
齢四十過ぎにして初のアメリカ。もうH氏にはいくら感謝してもしきれません。そして快く送り出してくれたマイワイフにも深い感謝を。
MSでの経験についてはいずれ会社のブログに書くことになるので、こちらにはその他旅の雑感を書き残しておこうと思います。
時差ってすごい
出発したのが日曜の午後なのに、ついたのが日曜の午前。これはいったいどういうことなのか。キラークイーンの攻撃を受けたのか。 噂に聞くところの時差を初体験した瞬間でした。
今回は日曜に出て水曜には日本に帰ってくる2泊4日のつもりだったのですが、実は日曜に出て木曜に帰ってくるという、3泊5日だったのです。そのくらい最初からわかっとけよという感じですが、まるでわかっていない。ドメスティックな人間の限界をつきつけられた出来事でした。
ちなみに10時間くらい飛行機に乗っていたのですが、あれ、めっちゃ腰にきますね。
トイレ行きたくないのに無闇に席たっちゃたりして。エコノミーつらい。
みんな静かに座っていたので私だけ極端に耐性不足している疑惑も。
クレカ天国
元々そういう噂を聞いていたんで1ドルも持たずに行ったんですが、ほぼ正解でした。
バーガーキングもampmも地元のスーパーすら全部クレカ決済OK。
正直日本もSUICAなんて使わず、クレカにしたらいいんじゃね、クレカなら世界中で使えるし、と感じました。
唯一の例外がチップ。こればかりは現物じゃないと、、。
シアトルはいつも雨
3日いて晴れたのは1日。それだけ見れば、まあそーゆーところかな?という感じなのですが、現地の人に言わせれば、超貴重な晴れ間だったようです。
基本的に曇か雨。私の西海岸のイメージは年中おだやかなサンフランシスコなので、ちょっとした衝撃を受けました。ただ気温はそこまで低くはなかったのが救い。 念のために持って行ったヒートテックステテコの出番はありませんでした。
MS本社はキャンパスというより街
広い広いとは聞いていましたが、どんだけひろいねん。と東北出身の私がエセ関西弁を使わざるをえないくらいの広さ。
せいぜい北大程度を想像していましたが、まったく当てはまりません。MSの中、びゅんびゅん車走っているし、シャトルバスもまわっているし。
H氏は、つくばの街全体に例えられており、私もそれが適切かと思いました。
恐るべしMS。
運動誘発性喘息とオレ
ここ数年、秋の終わりから夏の始まりにかけて、つまりほぼ一年の半分ほど、マスクなしでは自転車に乗れなくなっていた。 いや、乗れることは乗れるんだけどすぐ肺がいっぱいいっぱいになってしまい、全然強度が上げられない。上げられないと会社に遅刻する。ただマスクさえすればこの症状はでないので、まあどうにかなっていた。
ところが今年。
初夏を過ぎ日差しが照りつける夏になっても一向に症状が改善しない。はっきり言って真夏にマスクなんてしてらんない。もう堪えられない、ということで今更ながら医者を尋ねたところ、表題の病気と診断された。
まじか。40すぎて喘息になるものなのか。
ともかく病気が特定できれば打つ手もある、ということで薬を処方してもらった。 これがものすごく効いて、マスク無し通勤復活。嬉しい。
それにしても40年も生きていると、いろいろ体にもガタがでてくるものだなぁ。これはもうしょうがないものとして付き合っていくしかないのだろう。
10年ぶりの同窓会
10年ぶりというのはてきとう。とにかくそのくらい久々なメンツと会ってきた。
会ってきたのは大学で同じ部活だった同期。
やっていたのは少林寺拳法。
マイナーな武術だし、正直言ってバイトが忙しかったりでかなりサボっていたけどそれでも続けていてよかった。
おかげで四十過ぎても北海道に行く理由ができる。
同期は北海道に残った組と、関東に出てきた組に分かれていて、関東組では毎年飲んではいるんだけど北海道組に会えるのはまれ。正直もう20年会っていないやつもいる。20年だよ20年。
そもそも大学時代まで遡るのに20年必要になってしまったのか。
年をとるわけだ。
大学の中も歩いてきたけど想像以上に変わっていない感じ。
変わってはいるんだけど、大筋は20年前そのまま。
嬉しいね。
すごく緑が多くて恵まれた環境の中で勉強していた、そうたぶん勉強していたんだな、と20年越しに思った。
パワースポットってあまり信じていないけれど、僕にとってはここがそうかも。
なにか充電された気がする。
またこよう。